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2008年1月31日 (木)

『トワイライト』 重松清

本日2度目のUP。 下書きがたまってて、鮮度が落ちてきてるんで放出~!

 

久々に書籍ネタ。 重松清の『トワイライト』。 今回も少しネタバレの予感。

Twilight

小学生の時に埋めたタイムカプセルを掘り起こそうと39歳の同級生達が集合。

その中の当時、秀才、ガキ大将、マドンナ、天然の明るい子、根暗な女の子、転校生

の6人を中心に物語が展開します。

幼い頃、遠いけど輝かしいはずだった「未来」の21世紀。

実際に中年世代になり、その時代を迎えると、そこにあるのは思い描いた理想とは

余りにかけ離れた現実。 その現実が登場人物達に辛く、重たく、そして非情に

のしかかります。

 

重松作品の特徴ですが、彼らにハッピーエンドはありません。

今回も、現実として受け入れる姿が描かれています。

まあ、実際、「生きる」って、そんなに甘くないですもんね。

 

僕自身に照らし合わせて考えてみると...

幼い頃、想像していた未来の自分と、今の自分の姿は...やっぱり違うわな。

というか、幼い頃に将来の展望なんかこれっぽっちも無かった。

「2000年には3○才になってるんだな。ふ~ん。」、程度じゃったように思う。

何となく流されて、今の居場所に辿り着いたって感じなんかな。

 

あっ、でもその場その場で、一生懸命もがいてたんは間違いないはず。

その「もがいた行く先」はよく分からんかったけど。(笑)

多分、これからもその路線なんじゃろうな。 今更、スタイルなんて変えれんし。

これが”不惑”っていうんかな。 えっ、違うん?(汗)

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