『黒笑小説』 東野圭吾
東野圭吾の文庫本コンプリーターの僕としては、前作の『幻夜』から待つ事、1年余り。
やっと出ました、『黒笑小説』(文庫版)。 『怪笑小説』、『毒笑小説』の流れを汲んだ
シリーズ物っていうのは、題名からして火を見るより明らかですね。
予想通り、ブラックユーモアを含んだ全13編からなる短編集です。
でも、寄せ集めの感が、前2作よりも強いかな。 この短編が一冊の本に綴られてる
必然性が全く感じられんのんよ。 まあ、暇つぶしにはもってこいだけどね。
そんな中で、1番のお気に入りは「シンデレラ白夜行」。 こりゃ、なかなかじゃった。
もちろん、『白夜行』や『幻夜』を読んでないと、ツボは分かりにくいと思いますが。
正直、「1年待たされて、コレなん?」って思ってたら、すぐに、『さまよう刃』の文庫が
発刊されました。 もちろん、即ゲットで、今読んでるところです。
こちらは、打って変わって重たい内容...また、読了したらUPする予定です。
| 固定リンク
「 小説」カテゴリの記事
- びっとさんが選ぶ2010年お勧め本ベスト3(2011.01.03)
- 『使命と魂のリミット』 東野圭吾(2010.03.18)
- 講談社文庫特製ブックカバー(2010.01.02)
- 『長い家の殺人』 歌野昌午(2009.10.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント