« そうさく料理 『こっく』 | トップページ | 洋食工房 パパの台所 »

2008年6月 1日 (日)

『黒笑小説』 東野圭吾

東野圭吾の文庫本コンプリーターの僕としては、前作の『幻夜』から待つ事、1年余り。

やっと出ました、『黒笑小説』(文庫版)。 『怪笑小説』、『毒笑小説』の流れを汲んだ

シリーズ物っていうのは、題名からして火を見るより明らかですね。

Kokusyousyousetsu

 

予想通り、ブラックユーモアを含んだ全13編からなる短編集です。

でも、寄せ集めの感が、前2作よりも強いかな。 この短編が一冊の本に綴られてる

必然性が全く感じられんのんよ。 まあ、暇つぶしにはもってこいだけどね。

そんな中で、1番のお気に入りは「シンデレラ白夜行」。 こりゃ、なかなかじゃった。

もちろん、『白夜行』や『幻夜』を読んでないと、ツボは分かりにくいと思いますが。

 

正直、「1年待たされて、コレなん?」って思ってたら、すぐに、『さまよう刃』の文庫が

発刊されました。 もちろん、即ゲットで、今読んでるところです。

こちらは、打って変わって重たい内容...また、読了したらUPする予定です。

|

« そうさく料理 『こっく』 | トップページ | 洋食工房 パパの台所 »

小説」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『黒笑小説』 東野圭吾:

« そうさく料理 『こっく』 | トップページ | 洋食工房 パパの台所 »