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2008年8月22日 (金)

『グラスホッパー』 伊坂幸太郎

今日も小説ネタ。 伊坂幸太郎氏の『グラスホッパー』を紹介します。

Grasshopper

 

最愛の妻を交通事故で亡くした主人公「鈴木」。 交通事故の加害者は、闇社会に

大きな権力を持つ会社のドラ息子。 そのドラ息子への復讐を近い、「鈴木」は

その会社に潜り込みますが、目の前でドラ息子が車に轢かれてしまいます。

背中を誰かに押されて...

 

こんな書き出しで物語りは始まります。 暗示で自殺をさせる殺し屋「鯨」、

ナイフ使いの殺し屋「蝉」、そして主人公「鈴木」の3人それぞれの話しで進行し、

交通事故に見せかける殺し屋「押し屋」をキーとして、物語は繋がって行きます。

 

いわゆる「ハードボイルド」タッチの内容で、現実味があるような、ないような

内容なんですが、「次はどうなるん?」って感じで、とっても面白く読み進めました。

最後のどんでん返しも、興味深く描かれてて、筋としては良くできてると思います。

いい意味で、暇つぶしの読み物としてはお勧めの1冊です♪

 

ちなみに、この本は那覇空港の本屋さんで購入しました。 先日の沖縄旅行で

自分へのお土産は、たくさんの思い出とパシャ、そして、この本1冊のみです。(笑)

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