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2008年12月28日 (日)

『Pの密室』 島田荘司

今日は島田荘司著、『Pの密室』のご紹介。 名探偵 御手洗潔シリーズの一冊です。

Locked_room_p

 

「鈴蘭事件」、「Pの密室」の2つの中編で構成されてます。 いつもと違うのは、

御手洗潔が子供ってところ。 「Pの密室」では小学2年生、「鈴蘭事件」に至っては

なんと幼稚園児で登場します。 それが大人顔負けの推理をするって言うんだから、

誰もが「名探偵コナン」を思い浮かべるはずです。 コナンは高校生だけどね。(笑)

 

「子供がこんな事、思いつかんじゃろ!」ってツッコミは置いといて、トリックや

伏線は、さすが島田ワールド。 特に「Pの密室」の数学的世界に、理系の

僕はしてやられました。 まあ、証拠隠蔽のためのトリック自体、子供が考えた

内容なので、少し必然性にかける気もするんだけどね...って、ネタバレ。(汗)

 

独特な世界感を持つ御手洗潔のイリュージョン、気になる方は是非どうぞ♪

次も、島田作品を読んでみよっかな。

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