« 西酒造 天使の誘惑 | トップページ | 筑波出張 »

2009年1月18日 (日)

『46番目の密室』 有栖川有栖

今日は有栖川有栖氏の『46番目の密室』をご紹介。 

ミステリー好きの僕でさえ仰け反るほどの、本格ミステリーど真ん中の一冊です。(笑)

46

 

密室の巨匠作家の家に、友人、知人が毎年恒例のクリスマスパーティーに集まり、

そこで殺人事件が起こります。 それも同時に2つの殺人事件が... それも

共に密室殺人。 そこに偶然居合わせた犯罪社会学者 火村が事件に挑みます。

 

密室モノって結局抜け道があって、「あ~そうなん」って結末になるんだけど、

この小説はそこに至るまでのプロットがとっても丁寧で、一ひねりされてます。

有栖川氏の小説は全般的に理路整然としている印象で、無理なく構成されて

いますね。 先日読了した『マジックミラー』もそうじゃったな。 「本格ミステリー

ってどんな本?」って方に、「これがそうだよ!」って勧められる一冊です。

 

最近、本格ミステリーばっかり読んでるんで、次は違ったジャンルを読んでみよっと!

|

« 西酒造 天使の誘惑 | トップページ | 筑波出張 »

小説」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『46番目の密室』 有栖川有栖:

« 西酒造 天使の誘惑 | トップページ | 筑波出張 »