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2009年2月15日 (日)

『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎

今日は伊坂幸太郎著『陽気なギャングが地球を回す』のご紹介。 先日、出張先からの

帰り、時間がない中、駅のキオスクで慌てて手にした本が、たまたまこの本でした。(笑)

Gang

 

相手の嘘が見抜ける成瀬、天才的に演説が得意な響野、天才スリ師 久遠、そして

秒単位の時間感覚を持つ紅一点 雪子。 特殊能力を持つ4人が集まるなんて、

まるで「ファンタスティック4」じゃな。(笑) この4人は華麗に銀行強盗を働く

「陽気なギャング」。 ある日、計画通りに銀行強盗を成功させ、逃走中に別の

強盗団に、略奪した現金と車を奪われてしまいます。 そのお金を取り返すべく、

4人が奮闘します。 いわゆる、痛快娯楽活劇ならぬ痛快娯楽小説です。

 

いや~、スピード感が心地よくて2日で読了しました。 まあ、大体思った通りの

展開だったんだけどね。(笑) 個性的なキャラクターが闊歩する中でも、口の

達者な響野は、もう完全にツボ! あんな風にしゃべれたら、人生、どんだけ

楽しいだろ? あんな素敵な男になりたいもんじゃ。 強盗はダメだけどね。(笑)

 

知らなかったんだけど、どうやら映画化されてたみたいです。 キャストは

成瀬(大沢たかお)、響野(佐藤浩市)、久遠(松田翔太)、雪子(鈴木京香)。

他のキャストは大体OKだけど、軽めのキャラの響野は、僕的にはちょっとNG。

読んでる最中は小日向文世さんとダブらせてました。 小日向文世さんは、色んな

テレビでよく見かけるんだけど、名前を調べるのに5分もかかっちゃった。(笑)

今度、DVDでも借りて観てみようかな? 気になる方は是非どうぞ♪

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