天神そば
nyankoセンセやossyanとの会話の中で、結構な頻度で登場する『天神そば』さん。
昨日は街中に用事があったんで、ついでに立ち寄ってみました。 もう僕なんかが
どうこう言うのも憚られる有名店ですね。ちなみに、10年ぶりくらいの再訪です。
狭い店内は、タイムスリップしたんじゃろか?と思われる程、全然変わっていません。
おばちゃんの「ここに座ったらええが」という言葉に促されカウンターに陣取りました。
過去数回伺った時には、テーブル席に相席だったんで、ラーメンを作ってる様子を
細かく観察できてなかったんだよね。 こりゃ、ある意味、特等席じゃな。(嬉)
「7番(大盛肉の多く入り)」って言いそうになるのを堪えて、「1番(天神そば)」を
注文しました。 「全然変わってない」って書いたんだけど、お値段は変わってる
みたいです。 確か、「1番(天神そば)」は600円だったと思うんだけど、今回は
750円也。 小麦や原材料の高騰の時期に値上げしたんかもしれませんね。
こちらも老舗の『やまと』さんの700円もちょっと高いかな?って思ってたんだけど、
『天神そば』さんはそれを超えちゃったみたいですね。(笑)
今回、ラーメンを作ってくれたのは、おじちゃんです。 おばちゃんの方が!って
耳にするけど、違いが分かるほど食べたことがないから気にしない気にしない。
麺は「てぼ」で茹でてるみたいで、茹で上がったと思ったら、湯切りする素振りも
見せず、スープをはった丼へ。(驚) もちろん、大量の茹で汁が入っちゃいます。
具を盛り付けて配膳されるかと思ったら、おばちゃんがレンゲでスープを一杯すくって
そのスープを別の丼へ。 その丼にたまったスープをどうするんか見てたら、スープを
摂ってる寸胴に戻してるし。(笑) う~ん、このお店のルールなんだろうけど...
そんなこんなで出てきた「1番(天神そば)」。 ラーメンの面持ちは普遍のようです。
麺は中細ストレート。 岡山で主流の麺ですね。 岡山では、「こってり」のお店が
結構増えてるんで、相対的には「あっさり」の部類に入ってしまうかもしれません。
鶏から出た脂の層は、決して「あっさり」とは言えませんけどね。(笑)
古くから岡山市民の胃袋を支えてきたお店の貫禄は、他の店では味わえません。
あれこれ書いちゃったけど、不思議とトータルでバランスは取れてるんだよね。
岡山ラーメンのルーツが垣間見えるお店です。 旨かったです。 また来ますね!
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コメント
びっとさん 面白い ワシの明日のUP予定記事が 『天神』ですよ すっげぇ狭い所でお互い攻めてますね(爆)
おっちゃんのは「湯きり」じゃないですよね 絶対!!
投稿: ossyan | 2009年7月22日 (水) 10時17分
>湯切りする素振りも見せず、スープをはった丼へ。
そうそう思わずオイオイって言いたくなるんだけどアレが天神なんですよねぇ。まぁでも中華そばは麺を冷水で〆てコシを出すわけでもないし、パスタなんかも茹で汁使うのだからタレで調整して丼のなかで完成で良いのかな?
投稿: 斉藤 | 2009年7月22日 (水) 11時10分
>ossyan
いらっしゃいませ♪
ホント、奇遇ですね~!
浜村さんが言うところの「同一性の法則」ですね。(笑)
ええ、あれを「湯切り」とは誰も言いません。
でも、長年の感でつじつまが合うんだから不思議です。
投稿: びっとさん | 2009年7月22日 (水) 12時33分
>斉藤さん
いらっしゃいませ♪
そうそう、「オイオイ」って声が出そうになりましたよ。(笑)
「天空落とし」で有名な中村屋のご主人に見てもらいたいです。
まあ、美味しければ問題ないんですけどね。
斉藤さんの言われるように、パスタは茹で汁を使いますもんね。
パスタの場合、茹で汁に塩分があるのが若干の違いでしょうか?
『天神』の場合、それもこれも計算ずくって言うよりは、やっぱり
長年の感と言った方が正しいような気がします。(笑)
投稿: びっとさん | 2009年7月22日 (水) 12時40分